下り坂をゆるゆると

セミリタイア生活を徒然なるままに書こうかと思うのです

我欲。

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声の大きな方って苦手です。

何故か、自己主張といいますかパフォーマンスの成れの果てに思えたり、他人の話に耳を傾ける様相がなかったり、異論を排除している・・・ように感じる(個人的な感想です)。わけです。

そりゃ、地声の大きさってのもありますから、他意はありませんってかたもいらっしゃるんでしょうね。

まあ、そんな方がいるという現実は受け止めます。

ただ、平穏に毎日を過ごしたいと思う小市民は「俺が、俺が・・・。」「私が、私が・・・。」といった言動には、何も賛同しないし、穏やかに話すことができない方なんだろうとレッテルを貼ってしまう小市民です。

 

評掲の一杯は、愛する「山ちゃん」の限定メニューです。

ワシワシと咀嚼する薬味ネギは、決して強い自己主張はしません。主役であろう煮干し・トンコツの声に耳を傾け、大きな声を立てずしおらしく一杯のラーメンを支えている脇役みたいな。

たとえが適切ではないのでしょうが、野球ならコツコツと小さなヒットを打つことを期待され、でも打率は低いであろう、8番ライト的な打順を全うしようとしているような気がします。

人の欲望は際限がありません。

煩悩を取り払うことはできずとも、我欲にまみれた日常から、少しだけ距離を置きたいものです。